カテゴリ:劇場映画( 28 )

「レディ・プレイヤーワン」にはまれる。

 ヴァン・ヘイレンの[ジャンプ]で始まって、エンドタイトルがホール・アンド・オーツ。ヒット
曲が満載だが、よく知ってる人はかなりの高年齢。1970年代後半から80年代の曲だから。

映画館で3Dメガネをつけて観る意味がある物語。ゲームセンターやゲーム機でビデオゲームに夢中
になった経験が、あればあるほどのめり込んで楽しめる世界。ゲームオタクに近い自分には、思い
きり入りこんで楽しめる映画だった。

 ヴァーチャルとリアルを描く場合につきものの、現実世界で相手と会う不安も出てくるし、身元
がバレて危険に巻き込まれる展開もだいたい予想どおりなのに面白い。

あの「シャイニング」再現シーン、オリジナルを見ていない自分は、先がどうなるか知らない分
新鮮に見ることができた。

欠点があるとすれば、若い世代や特撮・アニメ・ゲームに詳しくない人には腑に落ちないところ
が多いのではないか?それぐらいだ。

これ1本見ただけで、連休の残り出かけたりしなくてもいいぐらい満足できた。それにしても、サ
ウンドトラック盤には[ジャンプ]が入ってないのは残念。

by mizuumist | 2018-05-02 20:09 | 劇場映画

アイマックスの価値ある「シン・ゴジラ」

 公開前の情報をうまく制限したのは成功だった。

これまでの怪獣映画の延長ではないことを伝えるために、着ぐるみで撮影せずコンピュータ・グ

ラフィックによる映像をメインにしたとのニュース。昔からの特撮ファンは、ミニチュア・セット

と着ぐるみの組み合わせが好きだが、それゆえの限界もあった。

円谷英二はミニチュア特撮で、建物は縮小できても炎や水・空気までは縮小できないと語ってい

た。それを今回の作品では、理想にほぼ近いところまで実現することができた。

スタジオ・セット撮影の制約から解放されたアングル。本当に巨大な生物が市街地に現れたら

こう見えるはず、そのものズバリの画像が映し出される。

こういう場面を見たかった。クライマックスでのビルディングの崩壊はミニチュアでは不可能

だったろう。CGをここまで活かせるだけの技術ができてきた。

こんなにおもしろい映画なのに、アイマックスで観ているお客が少なくて悲しい。

b0020595_181136.jpg
by mizuumist | 2016-08-03 20:57 | 劇場映画

ここまで作れる「ガールズ・アンド・パンツァー」

 新作なのに、配給会社の違いで上映される映画館が少なくて見られないものが多くて。

名古屋まで行かないと観られないかと思っていたが、近いトコでも上映されて良かった。

TVシリーズさえ、並外れた画面に驚かされたがその上をいく出来上がりに圧倒される。

戦車について詳しく知っている人はもちろん、ほとんど知識のない人でも面白がれる作り
になっている。

物語はいっさい抜きにして、ひたすら動き回る戦車を見るだけで楽しい。現実では起こらない
ことでも、思いついたアイデアを惜しまず出し尽くしているのは気持ちがいい。

キャラクターもほぼ全員そろって出てくるのは見事。映画からファンになるひとも多いはず。

公開4週目、さらに午前のファーストショウでないのに席が埋まっていただけのことはある。
by mizuumist | 2015-12-13 15:51 | 劇場映画

劇場版も面白かった「サイコパス」。

 上映開始日が遅れたが、豊橋でも見られるので見にいってきた。

物語が複雑になって内容がわからないかもと不安だったけれど、なんとか話についていけた。

第二シーズンのキャラクターも出てくるので、TVシリーズを見終わっていると多少違和感は
残る。

テレビシリーズでも見事な作画レベルだったが、それを上回る出来だった。劇場版を作るな
らこれぐらいまでやってくれないと。

コンピュータ・グラフィックによる動きも良かったし、人同士の格闘場面もすばらしかった。

テレビでは抑え気味のスプラッター描写は、抜かりなし。R-15指定だけに。

映画館の観客を見渡すと、女性客が多い。自分には意外だった。

TVシリーズでは日本限定で話が展開していたが、描かれなかった海外はどれほどひどい状態
なのか?それを想像させるヒントが盛り込まれていて、実に見ごたえのある映画だった。
by mizuumist | 2015-02-01 20:31 | 劇場映画

白黒ゴジラを映画館で見た。

 公開60周年リマスター版を劇場で鑑賞した。

映画に勢いがある頃の作品だけに、ぜいたくな作り方がされている。

詰め込み過ぎではないか、と思えるほど一画面に大勢の人を出して密度が高い。

ミニチュアの船はもとより、電車や建物の作りこみのすさまじさにも驚かされる。

いわゆるパニック映画のような見せ方をせず、記録映画としてまとめられている。

科学者の発表の場面や国会の議論などのシーンも、緊張感があり見ごたえがある。

電話機や自動車・飛行機に時代を感じるけれど、映画としての出来は見事だ。

 時期的に7月公開のアメリカ製ゴジラの予告も見ることができた。今度はこの前の
ような残念な作りではなさそうなので、期待はできそうである。
by mizuumist | 2014-06-08 20:41 | 劇場映画

アイドルマスター劇場版を見た。

 他にもアニメーション映画が何作も上映中で、見られる映画館が少ないのが残念だ。

出来がすさまじく良かったTVシリーズ「アイドルマスター」。劇場版もすばらしい仕上がり。

ひとりひとりのキャラクターすべてに出番を与えていて、誰のファンでも納得できる内容だった。

冒頭の予告篇で思い切り動かしたあと、ラストのライブシーンまでだんだん盛り上げていく展開
に、2時間の長さを感じさせない工夫がこらされている。

新曲も期待にこたえるもので、スタッフの人たちの奮闘を称えたい。

 先着入場者特典が豪華なのは驚いた。クリアファイルだけでも立派なのに、原画コピーが付い
ているところがニクい。

最近フィルムの切れはしが入場特典で増えていたが、大きなものをもらえる方がやっぱり楽しい。
あまりエスカレートしていくのも問題だが、今回はいい記念になって良かった。b0020595_20344620.jpg
by mizuumist | 2014-01-26 20:35 | 劇場映画

せりふからわかりやすい映画「風立ちぬ」。

 これまでは登場人物の行動などでテーマを出す方が多かったが、今回はせりふで言わせている。

いつの時代のどこの国か?あまりはっきりさせてこなかったが、今度は日本とはっきりしている。

少年時代もあるが、大部分は大人になってからの話で脇役も大人ばかり。監督自身の本音を代弁
させているようなセリフが多めだった。

子供に向けてわかりやすく作らず、大人に向けて作っている。

それだけに、主役の外見と声の年齢の違和感が感じられたのは残念。

単純な飛行機好きには、登場する飛行機のひとつひとつを見るだけで楽しめる。

何度も夢の場面が出てきて、最後も夢の場面で終わるが、いつも不幸な結末で目がさめる。

アニメーションなのに、おおげさな表現のない現実の場面の積み重ね。だからこそ落ち着いて
見ていられた。

 他から言われるほどタバコの喫煙シーンは多くないし、ゼロ戦を賛美してもいない。

アニメを見ない人でも入りやすく作ってあるとしたら、それだけでも見事な映画である。
by mizuumist | 2013-08-23 18:03 | 劇場映画

「パシフィック・リム」を褒めたい。

 映画のタイトルが出る前の冒頭10分から出し惜しみなしの全力で見せていく怪獣映画。

軍人の司令官、科学技術者、生物研究者にロボットの操縦者。お約束のセットメニューだ。

少しひねったところは、記憶に入り込むというアイデアを、人間同士だけでなく敵の記憶も利用
してしまう部分か。

怪獣が海から出現し、陸上に上がってビルを破壊する。日本の映画だと、手間がかかり過ぎる
ために手をつけなかった場面、上陸前に撃退する局面もしっかりと見せてくれたのがスゴイ。

夜で、しかも雨が降っている中。着ぐるみを使った撮影ではかなり制約をうける。コンピュータ・
グラフィックだからこぞ実現できた。

また、怪獣も巨大ロボもあえて人が入っていそうな動きをさせているのにも感心する。

続編も作れそうな話だが、潔く一本で完結するのがいい。見終わって大満足できた。

ひとつ不満を言えば、3Dカメラ撮影ではなく、3D変換された映像だったことぐらい。

この映画はやっぱり映画館で見ないと。こういうのが見たかった。
by mizuumist | 2013-08-17 16:56 | 劇場映画

「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の感想文。

 一度見たぐらいではわからない。そんな噂を気にしながら、自分で確かめに行ってきた。

テレビで放送された最初の部分を何回も見て、ウェブサイトで公開された追告ムービーも頭に
入れて映画館に臨んだおかげか、最後まで夢中になって楽しむことができた。

前作の終わりから直接つながらないストーリー展開のため、事情をのみこむまでかなり混乱
させられるが、なんとかついていける内容だった。

ラストシーンは、きちんとひと区切りしたところで終わるので早く続きが見たくなる。

もともとは3部作と言われていて、3作目と完結編を同時公開する予定だったようだが、やはり
4作目が作られるらしい。完成が何年後になるか心配だが、期待して待ちたいと思う。

それにしても、記録的な興行収入があったわりに3週間で上映終了する映画館が多いのは意外。
来年までぐらいは続映されると予想していたのに、おそらく2度目を見ないうちに公開が終わっ
てしまいそうだ。

前作でも感じたが、さりげなく流れている歌のチョイスが妙に中年世代向けだな・・・。
by mizuumist | 2012-12-01 20:08 | 劇場映画

安心して見られる劇場版「けいおん!」。

TVシリーズの劇場用長編は多く作られすぎて、見に行かないことが増えてきた。

製作スタジオが京都アニメーションなので、「ハルヒ」が良かっただけに心配はしなかったけれど
TV版がしっかりと終わったため、雰囲気が変わってしまうのでは?と予想していた。

でも、監督がていねいに作り上げてくれたおかげで満足できる映画になっていた。

映画ではじめて「けいおん」に触れた人をフォローするセリフもあるし、TVシリーズを熱心に見て
いた人をうれしくさせる場面もところどころにちりばめられている。

楽器演奏シーンも多すぎず、少な過ぎずでちょうど良い。実際よりも短い時間に感じられたのは、
物語のすすむペースがTV版とあまり変わらなかったからだろう。

ロンドンの風景もきれいに描かれていて、おもしろく見ていられた。

映画の内容は文句なし。ただ、一部で繰り広げられた何度も見てフィルムを手に入れるキャンペーン
が加熱したのだけは問題を残した。そんなことをしなくてもヒットしたのは間違いないのに。
by mizuumist | 2012-01-09 21:27 | 劇場映画

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


by mizuumist
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る