U2「ヨシュア・トゥリー」リマスター盤を聞く

 しっかりと作られた外箱の中に、ハードカバーの表紙が付いた34ページブックレッ
トが入っている。ディスクA・Bは紙の封筒に収められていた。

1曲目、シンセサイザーのうなるような音から始まりギターが鳴る。そしてベースの
厚い音が・・・。ここまででも前のCDとは、音の太さといい、広がり具合といい別物と
言ってしまいたくなるほどの違いが感じられる。

20年前は、アナログLP盤とCDで、特にベースギターの音の聞こえ方が違うために
CDは不満だったのだが、今度のリマスター盤で聞くとアナログ盤にあったイメージ
が呼び戻された気がした。これが本当の音、もともとここまでの音が録音されていた
に違いない。技術の進歩でやっとそれが聞けるようになった。

どの曲でもギターやヴォーカルがより細かい部分まで聞き取れる。低音も高音も
レンジが広がったようだ。これだけ大きな差があれば、誰にでも違いがわかるだろ
う。リマスターを担当したエンジニアの人たちに感謝したい。

 ちなみに、アメリカ盤ではなくヨーロッパ盤だった。 U2「ヨシュア・トゥリー」リマスター盤を聞く_b0020595_21574081.jpg
by mizuumist | 2007-12-07 22:04 | 音楽

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


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