アイマックスの価値ある「シン・ゴジラ」

 公開前の情報をうまく制限したのは成功だった。

これまでの怪獣映画の延長ではないことを伝えるために、着ぐるみで撮影せずコンピュータ・グ

ラフィックによる映像をメインにしたとのニュース。昔からの特撮ファンは、ミニチュア・セット

と着ぐるみの組み合わせが好きだが、それゆえの限界もあった。

円谷英二はミニチュア特撮で、建物は縮小できても炎や水・空気までは縮小できないと語ってい

た。それを今回の作品では、理想にほぼ近いところまで実現することができた。

スタジオ・セット撮影の制約から解放されたアングル。本当に巨大な生物が市街地に現れたら

こう見えるはず、そのものズバリの画像が映し出される。

こういう場面を見たかった。クライマックスでのビルディングの崩壊はミニチュアでは不可能

だったろう。CGをここまで活かせるだけの技術ができてきた。

こんなにおもしろい映画なのに、アイマックスで観ているお客が少なくて悲しい。

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by mizuumist | 2016-08-03 20:57 | 劇場映画

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


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