ティアーズ・フォー・フィアーズ「シャウト」DX盤。

2006年に出たリマスター盤以来、8年ぶりのデラックス版が発売された。

前回のデジタルリマスター盤は、アメリカ版とUK版で一部収録曲に違いがあったが、オリジナル
のアルバム曲にシングルB面や12インチヴァージョンを加えた2枚組CDだった。

今回は、ロングヴァージョンは入ってないがシングルヴァージョンにB面曲、リミックス曲など
がたっぷり入った2CDデラックス版。他にスーパーデラックス版も出た。

さて、前回と同じ音質だったならファン向けアイテムでしかない。

たかだか8年のあいだにリマスター技術は進歩していたのか?

少し聞いただけで、違いははっきりとわかる。明らかに音が良くなっている。

1曲目「シャウト」はシンセベースのうなり具合。ドラムのアタックの迫力。

3曲目「ルール・ザ・ワールド」でもエレキギターの音のキレが増している。

5曲目「アイ・ビリーブ」、7曲目「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」ともにグランドピアノの
響きがクリアになった。

前回のリマスターも繰り返し聞いてきたが、今度の音に比べると濁っていたことに気付く。

このままサードアルバムもデラックス版を出してくれることを期待する。ティアーズ・フォー・フィアーズ「シャウト」DX盤。_b0020595_2033639.jpg
by mizuumist | 2014-11-15 20:35 | 音楽

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


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