U2「アクトン・ベイビー」リマスター通常盤。

 1曲目が歌詞を聞き取れないほどエフェクターのかかったヴォーカルだったりして、それまでの
U2の音を好んでいたファンに大ショックを与えた1991年のアルバム。

3曲目の「ワン」が名曲として有名だけれど、このアルバムは他の曲がすごくおもしろいので好き。

ふやけてブヨブヨしたようなベースに、むせび泣くようなギター。リズムパターンはテクノハウス風、
シンセキーボードもうまい味付けでカッコよく壊れている?メロディ。

いろんなジャンルの曲も聞いている自分には、騒がれるほど変化したとは思えなかった。全曲を
通して聴きこめば、やっぱりU2のアルバムなんだと納得できる。

7曲目「フライ」なんて夢中で繰り返しかけてしまうほど大好き。デジタルリマスターでひとつひと
つの音や空間がよくわかるようになり、前よりもさらに楽しめるようになった。U2「アクトン・ベイビー」リマスター通常盤。_b0020595_20524393.jpg
by mizuumist | 2011-11-25 20:53 | 音楽

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


by mizuumist