カテゴリ:劇場映画

  • 安心して見られる劇場版「けいおん!」。
    [ 2012-01-09 21:27 ]
  • 「タンタンの冒険」は思ったとおりで面白かった。
    [ 2012-01-01 20:21 ]
  • トロン・レガシー、乗り物とゲームの映画。
    [ 2011-01-02 21:08 ]
  • 同じ「ヤマト」のはずが別物になってしまった。
    [ 2010-01-11 20:50 ]
  • 「アバター」3D版を見た。
    [ 2010-01-02 20:51 ]
  • エヴァンゲリオン2作目を見た。
    [ 2009-07-04 21:00 ]
  • ファンを裏切らない大作「スター・トレック」。
    [ 2009-06-14 20:52 ]
  • インディ・シリーズとして作ったのが間違い。
    [ 2008-07-23 22:23 ]
  • 「攻殻機動隊 2.0 」見直してもスキがないSF映画。
    [ 2008-07-12 22:23 ]
  • おばけ屋敷のような映画「クローバー フィールド」。
    [ 2008-04-13 21:43 ]

安心して見られる劇場版「けいおん!」。

TVシリーズの劇場用長編は多く作られすぎて、見に行かないことが増えてきた。

製作スタジオが京都アニメーションなので、「ハルヒ」が良かっただけに心配はしなかったけれど
TV版がしっかりと終わったため、雰囲気が変わってしまうのでは?と予想していた。

でも、監督がていねいに作り上げてくれたおかげで満足できる映画になっていた。

映画ではじめて「けいおん」に触れた人をフォローするセリフもあるし、TVシリーズを熱心に見て
いた人をうれしくさせる場面もところどころにちりばめられている。

楽器演奏シーンも多すぎず、少な過ぎずでちょうど良い。実際よりも短い時間に感じられたのは、
物語のすすむペースがTV版とあまり変わらなかったからだろう。

ロンドンの風景もきれいに描かれていて、おもしろく見ていられた。

映画の内容は文句なし。ただ、一部で繰り広げられた何度も見てフィルムを手に入れるキャンペーン
が加熱したのだけは問題を残した。そんなことをしなくてもヒットしたのは間違いないのに。

by mizuumist | 2012-01-09 21:27 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

「タンタンの冒険」は思ったとおりで面白かった。

 新年あけまして おめでとう。

さっそく映画の感想を。

むずかしく言えば、全出演者をコンピューターグラフィックでやれば俳優はいらなくなるのか?
という問題に対して、ちゃんと俳優の演技を活かす方法もあるのだ、と証明した映画。

コミックを現実世界で再現するために、とてつもない予算と手間をかけている。

登場人物は少なくして、映画だからとロマンスをからませたりせずに、ひたすら追っかけっこだ
けを見せる。コメディに徹底して、単純に大笑いできる物語。

これだけ楽しければ、こまかいところなんてどうでも良くなる。でも手抜きはまったくない。

こんな映画ばかりなら、観客が減ることもなかっただろう。久しぶりに心から笑えた作品だった。

by mizuumist | 2012-01-01 20:21 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

トロン・レガシー、乗り物とゲームの映画。

 おおまかに言ってしまえば、こっちの世界とあっちの世界を行ったり来たりの「アバ
ター」に似たあらすじ。

現実世界とデジタルワールド。昔の「トロン」とはいちおう物語のつながりはあるけれ
ど、知らないとわからなくなるようなつくりではない。

一部、バイクや戦艦のデザインで共通するところがあるだけで独立した作品と考えてよ
い。とは言ってもシド・ミードのデザインのために、「ブレードランナー」を思いださ
せる場面もある。

大胆に白と黒でまとめたグリッド世界は、むしろ「2001年 宇宙の旅」の美術を彷彿と
させる。

テニスのTVゲーム、格闘ゲーム、レースゲーム、シューティングゲーム。それぞれの見せ
場がドラマの中にはめこまれている。

シンセサイザーの気持ちいい音と、2輪、4輪車、列車、翼の大きな飛行機まで次々登場
する乗り物を見て楽しめたので、ストーリーはたいしたことがなくても満足できる映画。

by mizuumist | 2011-01-02 21:08 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

同じ「ヤマト」のはずが別物になってしまった。

 「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」。不安だった点がまさに的中、見ていて辛い出来だった。

著作権を持っているのはプロデューサーなのか、松本零士なのか?揉めたあと決着はし
たものの、すっきりとはいかないままで製作された結果残念な画面となった。

作画スタッフのメインこそ以前の作品に関わった人たちが担当したが、一本のアニメー
ション映画としてまとめていたのは松本零士のデザインによる部分が大きくて、そこを
補えなかった。

音楽についても、ヤマトシリーズになくてはならない作曲家が逝ってしまい、完結篇を
担当したハネケンも故人である。映画の後半はクラシック曲ばかりで違和感が残った。

さらに脚本もセリフでの説明が多すぎ、ストーリーに入り込めなかった。これも藤川さん
が書いていればもっとおもしろくなったに違いない。

前作までのヤマト、やはり手描きならではの良さも大きかった。コンピューターグラフィッ
クの傷も無いかのようなメカではヤマトの世界観になじまない。

このままで続編を作っていくのはかなり困難が伴うだろう。スタッフの世代交替が必要。

by mizuumist | 2010-01-11 20:50 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

「アバター」3D版を見た。

 まず長編の立体映画について思ったことを。これまで、テーマパークのアトラク
ションやイベントなどで短編立体映画はいくつか見ている。スクリーンよりも前に
物が飛び出したり、飛んで来たりするのを楽しむように作ってあるだけで、たいし
た内容はないのが多かった。

それが今回は、そんなこけおどしな部分はほとんどなくスクリーンのずっと向こう
にまで奥行きが感じられる画面になっている。

個人的に心配だったのは、乱視に合わせたメガネの上にさらに3D用グラスをかけて
長時間見続けるのはつらいかも?というところだが、これは心配するまでもなかった。

次に映画としての感想を言うと、じつに楽しかった。複雑なストーリーではないし、
別世界のデザインも生物の動きも見事だった。よくぞここまでに仕上げたものだ。

そのうち家庭向けに3D再生ブルーレイディスクが出てくるだろうが、やっぱり一度
映画館で先に見てからの方がいいだろう。

by mizuumist | 2010-01-02 20:51 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

エヴァンゲリオン2作目を見た。

 劇場版第一作と同じように物語はTVシリーズをたどっていくが、終盤になってくると何話
かに分かれていたエピソードがギュッと濃縮されて展開し、これまでとは別のクライマック
スへつき進む。

新登場のキャラクターはけっこう出番は多いが、本格的な活躍は次回となりそうだ。

音楽は厚みが増した演奏で、ある有名なフォークソングが意外な場面で使われたのが強い
印象を残す。歌詞を覚えている人ほど強烈なショックを受けるだろう。

アスカの役割が変わって、今作だけで出番が終わってしまいそうなのは驚きでった。

レイもずいぶん性格を変えている。この映画のエンディングでも涙の名場面を見せてく
れた。

続きがどうなるのかまったく予想がつかなくなってきた。次回作ができ上がるまでに何度も
見直しておきたい。


by mizuumist | 2009-07-04 21:00 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

ファンを裏切らない大作「スター・トレック」。

 6月なんてそれほど話題作は公開されない時期にしては、邦画の方で人気のある作品が
重なったせいで公開一週目での興収がトップ3に入らなかったのがくやしくてたまらない。

これまで最初のTVシリーズの出演者が出たもの、そして「ネクスト・ジェネレーション」の出演
者による劇場用映画が何本も作られてきたが、最新作は抜群に面白かった。

監督が、スターウォーズ・ファンだがスタートレックはあまり詳しくない人と聞いて心配だったが
ファンが「スター・トレック」のどこに思い入れを持っているのかをよく調べたうえで作っている
ことが感じられて、満足できる映画になっていた。

なんといってもカークがエンタープライズの艦長になる前の物語なので、けっこう思い切った
展開を見せてくれる。コメディになり過ぎた場面もあるし、かなり強引な進行もあるけれど一本
のドラマとして最後まで楽しめた。

あのデザインの宇宙戦艦が画面いっぱいに映って飛び、乗組員が転送したり転送されたりし
て、おなじみのテーマ曲がタイトルに出てくる。そんなお約束をきちんと守っているだけでうれ
しかった。元祖ミスター・スポック俳優の人の見せ場もしっかりあって、夢のような2時間14分
を過ごせて本当に良かった。

by mizuumist | 2009-06-14 20:52 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

インディ・シリーズとして作ったのが間違い。

 前シリーズとテレビ用ミニシリーズも「インディアナ・ジョーンズ」ものが好きだった自分
には期待した映画になっていなかった「クリスタル・スカルの王国」。

タイトルになっているクリスタル・スカルがあの形で登場したとき、残りの展開が予測で
きてしまい残念な気持ちがした。

あそこまで昔のSF小説的な結末にするなら、インディ・ジョーンズを主役にする必要は
ない。謎の古代遺跡、神秘の宝物をめぐって正義のヒーロー的活躍を見せてくれれば
謎解きなんていらない。

また、第一作目に登場したヒロインが出てくることでホームドラマとしてまとめようとした
のがわかってしまうのも惜しい。アクションの中心が息子に移っていたのも寂しかった。

作中にちらっとアークが見えたりして、サービス精神を忘れてないところは良かったが
シナリオの出来が充分でないまま作ってしまったようにしか見えず、楽しめなかった。

世界的にヒットしていても、これ以上の続編はもうたくさんだと感じるばかりだ。

by mizuumist | 2008-07-23 22:23 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

「攻殻機動隊 2.0 」見直してもスキがないSF映画。

 主人公の目がきれいに描かれているのが実に印象的。生物の肉眼が観ている現実
世界と、目に見えない電脳世界。表の世界と裏の世界、ふたつの世界で物語が進行
していく。

設定としては、正義と悪の闘いが主題のように思えるが犯罪者の逮捕で事件が終わる
わけではない。ほとんど肉体を失ってしまっている主人公とからだを持たない存在が
出会うことがクライマックスとなるSFファンタジーといってもいいストーリーなのだ。

テレビアニメーション作品では、予算的にまばたきを書かない場合が多い。その点劇場
用作品はまばたきを書く。この映画ではあえてそのまばたきを書かず、わざと違和感を
出しているかのようだ。そのため人形の目が動くときは重要な意味がある。また、口を
動かさないで会話する場面も何度か現れ、アニメーションでありながら基本をはずした
表現がされているところが海外で高い評価を受けている理由なのかもしれない。

セリフは難解だし、感情移入しやすいキャラクターでもないので見てすぐわかる映画に
なってはいないが、繰り返し見るうちに世界観に引き込まれていく魅力を持った作品と
して見事な完成度である。やっぱり映画館で観るのにいい。

by mizuumist | 2008-07-12 22:23 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)

おばけ屋敷のような映画「クローバー フィールド」。

 心臓の弱い人、高血圧の人は承知の上でご覧ください。と窓口で念を押されるが、
高血圧ぎみの自分は大丈夫だったとまず報告。

早い話がホラー映画にあるようなシーンがときどき出てくるので、パニック映画や怪獣
映画だと思って見るとアテがはずれるだろう。むしろ閉所恐怖を強く感じる人につらい
場面が多い映画だ。

話題になっているカメラの手ブレ映像は、ラストまで数えきれないほど登場する。かん
じんなところがはっきり見えなかったりするが、残酷なシーンをあえてぼかしていると
もとれる。ホラー映画は苦手な自分が目をそむけてしまうような場面はなんとか無かっ
た。とはいうものの見終わったあとは、さすがに冷や汗をたっぷりかいていた。

映画のタイトルに使われている「クローバー」、花ことばが「約束」「わたしを守って」な
のでそこからイメージされるドラマが展開しかけるのだが、ハッピーエンドにならずに
終わってしまう。これはこれでアイデア一発勝負としては成功していると思う。

こわがり過ぎる必要はないけれど、時間も長過ぎないので一回見る分にはよく出来て
いる。自分にとっては時間のムダだった、なんてとても言えない傑作だった。

by mizuumist | 2008-04-13 21:43 | 劇場映画 | Trackback | Comments(0)