プラチナSHMのシャカタク「ナイト・バーズ」

紙箱がないぐらいしか見た目の違いはないようだけれど。

発売になったビクターのプラチナSHMと、6年前に出たデジタルリマスターCDを比べた。

レーベル面のターコイズカラー着色はユニバーサルミュージックのプラチナSHMと同じ。

ユニバーサルの方は、一度DSDに変換したものを16ビットのPCMにして記録するのを、
ビクターでは4倍オーバーサンプリングの176.4kHz/24bit にしてから16ビットに収める。

また、6年前のCDも今回のプラチナSHMもビクターが誇るK2HDリマスタリングが施され
ている。

前のCDも音質は満足できるものだったが、プラチナSHM盤を作った意味はあったのか?

これが、思った以上に違いがあった。ピアノのタッチの具合とか、ギターの響きとかに
差が聞きとれる。シンセサイザーの音の広がりや、ベースギターのふるえる感じも違う。

PCMで44.1kHz、16ビットなのは同じはずなのに、聞いてすぐわかるほどの違いが確かに
存在する。デジタル音声の研究も、ハイレゾ以前にまだやれることは残っていそうだ。
by mizuumist | 2014-07-16 21:39 | 音楽

興味あるものが少数派ばかりになってしまう中年の記録


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